飲食店はホームページを持たなくても、情報を載せられる場所がネットには多く存在しています。
例えばホットペッパーや食べログ、UberEatsなど。
SNSで集客に繋げることが出来る場合、InstagramやTwitterを活用される方も多いでしょう。
では飲食店はホームページいらないのでは?というと、必要ない場合もたしかにあります。
Web業15年の私が辿り着いた「ホームページが必要ない2つの理由」は
- 目的がない
- 運用しない
が当てはまる場合です。
飲食店ホームページの目的とは
飲食店ホームページの役割は「看板」だと良く言われます。
しかし実際には、目的を持たないホームページは看板にすらならない、というのが現状です。
- 新規のお客様を増やす
- リピーターを定着させる
- 知名度を上げる
- 売上を増やす
- 予約を増やす
- ブランド力を上げる
などは現場で当たり前のように考えている営業施策。
ホームページにも同じように明確な目的が必要です。
お店のホームページに描いているヴィジョンはどんなものですか?
ホームページを作れば、お客様が増えるかもしれない
ぼんやりしたそんな気持ちを数値目標に置き換えると、それが「目的」になります😊
ホームページがお店の看板にならない理由
目的を持たない「とりあえず作ったホームページ」は「無人島に立てた看板」です。
誰もが知るあの「ホットペッパー」でさえ、サイト開設当初は長い間無人島に立てられた看板でした。
サイト名の変更を経て「明確な目的」を持った媒体となり、急激な成長を遂げました。
Webマーケターとして外部からその様子を見ていた私は、たくさんの看板が豪華で速い船に乗って日本各地へ向かってゆく様子にワクワクしていました。
どんなに大きな企業が作ったホームページでも、最初は無人島の看板なのです。
ホームページに目的を持たせることで初めて、看板が船に乗ることができるのです。
予算がないならホームページは作らないほうが良い?
先の実例は、大企業が資金力を駆使した経緯です。
目的を持ってもお金をかけないと効果がない?
はい、それは半分当たっています💦
目的を得て海へ出た看板は、実は海図を持っていません。
目的地を知り、そこへ向かうために「運用」するのです。
高額な衛星GPSで誘導することも出来ますが、コストを抑えて手書きの海図とコンパスをもたせることもできます。
ホームページの運用には、たしかにコストがかかります。
運用コストは年間数万円〜数千万円までピンキリ。
どう「運用」するかで大きく金額が変わります。
業者を使わず、本業の片手間に少し手をかけるだけでも立派な「運用」です。
たとえ最低限の費用でも「運用」できれば進むことは可能なのです。
飲食店がホームページを作る必要性
実は飲食店のWebサイトで良くあるのは「目的を持って作っても完全に放置してしまう」というパターンです。
- お店が忙しくて手をかけられない
- 新しく発信する情報がない
- 更新方法がわからない
といった要因が多くなります。
とはいえ、すぐに効果の見えないホームページの更新を優先するのも、難しいところではないでしょうか。
そんな中、同じ課題を背負っていながらホームページ運用を上手く行っている飲食店が存在します。
飲食店のホームページ運用例
上手くホームページを運用しているお店は、「Webに強いアルバイトさんに任せている」ことが多いようです。
専門の方を雇うのではなく、飲食の提供や調理・清掃など本業の片手間にお願いしているのです。
ホームページを更新できる人なら、日頃から発信することに慣れているためネット上でも楽しんでお客様と交流してくれるかもしれません。
該当するスタッフがいない場合は、次に採用する時の条件として検討してみてはいかがでしょうか?
その際に注意したいポイントは、パスワードの管理などセキュリティ部分。
信頼できる人を選んでも、セキュリティは店長や責任者の方がしっかり管理する必要があります。
飲食店ホームページを作るなら
「目的」と「運用」は2つ揃って初めて
ホームページを作る必要性
が生まれます。
どちらかが欠けてしまうなら、ホームページの必要性を考え直したほうが良いかもしれません。
もし飲食店のホームページを作るのなら、たとえゆっくりでも、海を進み続けて確かな効果を生み出す媒体に育ててほしいと思います。
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